「ゴメンね、今日は先約があるんだ」 俺はそういって、その場を立ち去った。 やっぱ、王子キャラは大変だ...心から思った。 でも、萌は毎日来た。 はっきり言って、俺も限界だった。 俺は、萌からの条件を飲んだ。 それは、半年だけ付き合うということ。 半年が過ぎたら、もう付きまとわない。 そういう約束だった。