宮城は地震が多いので、震度3~4位ではあまり動じないのですが、今回は今までに体験した事が無い長い時間の強い揺れでした。


揺れが収まったので動こうとした時、遠くへ飛ばされて無傷だったのり巻きが目に入り、食器の破片を踏まないように気を付けて拾い、ガラスや陶器がついていないのを確認して手に持ちました。


母に声を掛けると「大丈夫」との応答があったので、職場の方が気になり、のり巻きをかじりながら出勤の準備を始めました。


着替えている途中で手に血が付いているのに気が付き、何処から血が出ているのか探してみると、足の甲に血が滲んでいました。


ストッキングを履いていたので、『血が少しだけなら上からで大丈夫かな?』と、ちょっと上から拭いてみたのですが、思っていたより血が出ていたので、諦めてストッキングを脱いでから大きいサイズの絆創膏を貼り、予定より少し遅れて家を出ました。


歩いて行ける距離なので、歩いて向かっていると、お店の常連であるご近所さん達がチラホラ外に居て、「大丈夫でしたか?」と声を掛け合いながら出勤しました。