「遅くなったな…。 彩、お腹減ってない?」 「大丈夫」 「ダイエットしよ、とか思ってないだろうな?」 「………」 図星だから黙ってしまった。 我ながらわかりやすい…。 「パスタ食べる?」 「ちょっとでいいよ」 「はいはい」 上半身裸で寝室を出ていった。 「上くらい着てよ…」 誰もいない寝室でボソッと独り言を言う。 ベッドの下に落ちている服を拾い、きちんと着直してからあたしも寝室を出た。