考えることすら諦めた私は、黙って首を縦にふった。
さらりと、彼の手によって私の髪の毛が掻き分けられる。
「いいこだね、花。愛してるよ……」
私はただ、そっと触れた上川路くんの唇を噛んでしまいたい衝動を抑えるのに必死だった。
この時からかけられていた、鎖の重さも知らずに――……。
さらりと、彼の手によって私の髪の毛が掻き分けられる。
「いいこだね、花。愛してるよ……」
私はただ、そっと触れた上川路くんの唇を噛んでしまいたい衝動を抑えるのに必死だった。
この時からかけられていた、鎖の重さも知らずに――……。

