別にここの席が気に入ったわけでもなかった私は、あっさり席替えを了承。 でも、嬉しそうに自慢する彼女の声を、上川路くんの声が遮った。 「ここの席は花ちゃんだから。お前鬱陶しい」 彼の一言で、辺りは一瞬にして静まった。