「なぁー?はよ、俺らんとこに入らへん?」 教室につくとこれだ。 だか、もう決めてある。 これで、少しは大人しくなるだろう。 「わかったから。入る、入る」 あたしがそう言うと、金髪は子どものように目をキラキラさせた。 「よっしゃ!!ほんなら、皆んとこ行くでぇ!!シュンも!!」 金髪は、今までにないくらいハイテンションだった。 あたしとシュン兄の手を掴んで屋上へ走っていく。