魁が転校して来て一週間。 あたしは二年前のような日々を過ごしていた。 あいかわらずモテる魁。 魁が転校してかたことなんか一日で全校に知れ渡った。 それは一週間経っても変わらない。 「あ、また魁くんのファンいるよ」 遥が廊下を見て言う。 そこには、3人の女の子たちが教室を覗いて魁を指差していた。 多分リボンの色からして一年生。 まぁ、本人は気付いてないんだけど…。 「それにしても千波が須田くんと付き合ってたなんてなぁ~」 「ちょっ!遥!超え抑えて!」 あたしは慌てて遥の口を塞ぐ。