もう一度『愛してる』と言って



三弘の友達がいたらしく、少し離れた場所で話し始めた。


三弘、早く帰って来ないかな…。
魁と2人は気まずいよ…。


1mは距離が空いてるとはいえやっぱり気まずい。




「なぁ…」

「えっ?!」




いきなり声をかけられておもわずビクッと肩が震えた。




「お前ら付き合ってんの?」




…は?
なんでそんなことになるわけ?

魁も知ってるじゃん。
幼なじみだって…




「別に…」




二年ぶりに話したからか、つい素っ気なくなってしまう。


でも、これが一番いいのかも…。