魁の家は共働きだから貰った時にお礼は言えないけど、休日に会うとまた買ってくるわねといつも言ってくれてた。 すごく優しい魁の家族。 あたしは大好きだった。 ――――――――――――――…… ――――――――――… 『じゃ、お邪魔しました~』 『送ってくよ』 もう帰る時間になり魁のマンションを後にする。 いつも魁はあたしの家まで送って行ってくれた。 『結構寒いね~』 『もう11月になるしな』 そろそろ息を吐くと白くなるだろう。 そんなことを考えながら魁手をつないで歩く。