笑うのを止めろ。と言うのが疲れた私は、オレンジ髪男二人が笑っているのを他人事のようにボーと見つめる。 すると 「おい、お前等。笑いすぎ。稚春、行くぞ。」 と手を引っ張ってきた。 …え。 何処行くんスか。 主語が無いですよ。主語が。 心の中で龍に軽くツッコミをいれる。 その間も龍に手を引かれて足を進めてる訳なので勿論、前に進む。 そして、階段を上がった。