ガチャッ 「ただいま。」 「た…ただいま~」 あたし達は、家に帰った。 疲れたよ~ 純、もの凄いスピードで走るんだもん。 「お帰り、葵、純くん♪♪」 いつものように、ママはあたし達をむかえてくれた。 「葵、部屋行くぞ。」 「えっ…ちょっと!?」 純に手を引かれながら、階段を上る。 「あらまぁ~♡」 ママ、顔ニヤけてるよ~!! 変なとこ鋭いんだよね、ママって。