「あ、兄さん。髪に血が付いてるよ。」 「え?ドコに?」 「あーそっちじゃなくて………いいよ、あたしがとる。」 兄さんの髪に付いてる血をとるために 兄さんに近づく。 「よし、とれた。」 「………ねぇ。」 「ん?」 血をとった後 至近距離で視線が交差したあたし達は 自然に、キスをした。