******** 目の前には 僕の双子の妹の死体。 「ふふっ。腐らないようにしないとね。」 理科室によくある ホルマリン漬け。 あれをすれば腐らない。 生首だって、そうやってキレイなまま、とっておくんだ。 僕は妹の心臓からナイフを抜く。 抜いた瞬間 血が飛び散り また、髪に付いた。 ―――【あたしがとる。】 そう言って 血を拭ってくれた妹。 今、この手で殺した。