傷×恋=幸

ノソノソとベッドの上に上がると抱きしめてくれた。



マジで好きぃ~!!



「浮気とかしないでね?」

「するわけねぇじゃん!!マジで大好きだから~」

「もっと言って?」

「超好きだ、ちー」



風都がカワイすぎて…欲情。



この風都は反則だよ…。



あたし、風都が大好きだよ。



「チューしていい?」

「ん~、いいよ」

「エッチしよ、風都」

「積極的なちー、嫌いじゃないっス~」



初めてあたしが風都を食べた。



お酒なんて飲んじゃダメなんだけどさ。



だけどカワイすぎるんだもん。



上半身裸でパンツだけ履いた風都はそのまま爆睡。



あたしも一緒に眠った。



夜に目が覚めると、久しぶりに嗅ぐタバコの匂い。



「起きたの…?」

「頭いてぇしねみぃ…」

「今日も泊まっちゃいなよ…」

「服ねぇし」

「そうだよね…」



良平さんが帰ってくる前に風都が帰ってしまった。



ひとりになると急に寂しくなる…。