傷×恋=幸

大事に大事に。



ちーが痛くないように…。



「風都っ!!イっ…」

「ダメ、待って。気持ちよさそうな顔…」

「寸止め…やだっ…」

「ちーが落ちたら最後までできねぇだろ」



そりゃあ避妊はするよ?



当たり前のように。



ちゃんと大事にする。



「いてぇなら泣いたっていい。でも俺はやめねぇから…」

「あっ…んんん~…いっ…やだっ痛いっ!!うぅっ…」

「息止めんな、吐け」

「ムリ…」



やめねぇ。



俺がちーを欲しいから。



優しくねぇって言われたって、俺はちーが欲しい。



「ちー、言った通りにしねぇとこのまま一気にぶち込むぞ?」

「やっ!!」

「ならできるよな?」

「ぅんっ…」



なんだろう、この感じ。



心まで気持ちいい気がする…。



ずっとこのまま…動きたくねぇや…。



しばらくちーの肩に顔を埋めてた。



「風都…?どうしたの?」

「幸せ感じてた。マジ気持ちいい…」



ちーと繋がってる…。



心が…。