猫。.:*:・゜.:*:・゜




《真白、今日東京に引っ越すから車に乗れ》

え……?

聞いてないよ

私友達にも言ってない

何て言える訳も無かった


《真白、早くなさい遅れるでしょう》

『はい、ママ…』



《ママ、じゃなくてお母様でしょ》



『すみませんお母様……』



《まあ良いわ、喉渇いたでしょう。コレ飲んどきなさい》

『…ありがとうございます』


手渡されたコップにはオレンジジュース


コクンッと一口

喉に冷たい感触が伝わる




フラッと急に眩暈が襲う

どうしてだろうかクラクラする

《眠たいなら寝なさい》



そっか

私眠たいんだ

そうだね。


私はママの言葉に従い眠りに着いた











































《さよなら》