彼の自宅らしい所に着いた
彼の部屋は黒で纏められたシンプルなもので
この人らしいな、何て思った
部屋に入った彼は私を呼び
ふわふわのタオルで私を包んだ
「…わ…温かいや」
私は思わず頬を綻ばせてタオルに頬を摺り寄せた
ふと、彼を見ると
顔が真っ赤になってた
頭の中には疑問符が浮かぶ
もしかして風邪引いた…?
私は自分の所為だと思ってタオルに包まったまま
彼に抱き付く
温めようと思ったから
すると彼は焦って私を離した
なんとなく
気のせいだと思うけど
寂しい気が一瞬したんだ
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…