亮「か、香菜!?もう大丈夫だって!!」


香菜「………ちょっとだけこのままでいさせて…」


また涙が出てきた



この涙は…さっきのことを思い出しての涙なのか…

亮がいることの涙なのか……



あたしにもわからなかった




亮は何も言わず、ぎゅうって抱きしめてくれた










どれぐらいか時間がたった頃………



亮「ここにいてもしんどいだろ?……何か飲む?」


その一言でリビングまで入った



冷たく冷えたお茶を出してくれた


亮「……落ち着いた?」


香菜「うん……ありがとう」


亮「いや…俺が遅かったから…………ごめん」


香菜「そんなことない………何で……あそこにいたの?」


ずっと思ってたけど、聞けなかったことを聞いてみた



どうしてなの?