憂「俺らが調べにきたのも小一ぐらい?」


香菜「ん〜そんな気もする」


もういつのことかもわからない古い思い出


香菜「憂、覚えてたんだね〜」


そんなことがたまらなくうれしい…


憂「そんときから香菜の泣き虫は全然変わらねぇよな♪」


香菜「うるさいよーだっ」


そうは言ったものの…確かに変わってないかも…

あたしってもしかして全然成長してない?




憂「つか、どうかした?家にきたってことは何か用だった?」


香菜「…えっ………」


いきなり緊張感に包まれた

でも今なら素直に言える気がする…


翼くんと真奈ちゃんのお陰かな?




香菜「……ちょっと…歩かない?」


あたしは小学校のグランドに向いて歩き出した