【長】さくらんぼ

亮「……じゃあもう…この指輪は用無しだな」


亮は自分の指輪と一緒に、あたしの指輪も遠くに投げた


香菜「あっ…」


夕日に照らされて二つの指輪は眩しく輝いていた




同じ亮の手から投げられたはずの指輪は…

バラバラにとんで…

…………消えてしまった




亮「…俺達みたいだな…」


そう言う亮にあたしは目を向けた

深くかぶったキャップの影から…


綺麗な涙が流れるのが見えた




香菜「亮…グスッ……ごめっ…んね…グスッ……ありがと…う」