【長】さくらんぼ


<亮の心>




何でだろう…

香菜に久々に会った気がする



憂と別れてからの時間が長く感じたからか?

………やっと会えた




亮「香菜……」


俺はそっと抱きしめた


香菜「亮!?ここ人いっぱい通るよ?」


コンビニの前だってことなんか俺は忘れてた



香菜しか視界に入ってなかったんだ




亮「香菜……まじで大好きだから…」


俺は全てを込めてささやいた


香菜「……ありがとう」


香菜が抱きしめ返してくれた




いつもなら『あたしもだよ』とか言ってくれるのに、当然今日はないんだな…


でも抱きしめ返してくれた…その小さな力が俺の心に優しく広がった




亮「…離れたくねぇよ」


女々しいと馬鹿にされてもいい


香菜のためなら俺は強くもなれるし
…弱くもなれる


香菜はそれほど大きな存在