【長】さくらんぼ

憂「どうかな?確かに香菜には知られたくなかったけど…お前らにも知られたくなかった」


亮「は?」


龍「どういうこと?」


憂「………さぁな。よくわかんねぇや」


そう言う憂は苦笑いを浮かべた



憂が何を言いたいのか、全然わかんねぇけど

不思議と…

俺が憂でも同じことしてたような気がする…




龍「で?何で別れたわけ?」


憂「……付き合ってることがバレたとき、黙ってた俺に香菜は怒ったりするかなって考えてた。
でも家に帰ってきた香菜は普通でさ…そのとき、俺何やってんだ!?って我に返ったんだ」


香菜が普通だった?

何言ってんだ?


確かにあのとき香菜は、かなり混乱してて、めちゃめちゃになってた



憂はその事実を知らないってことか…




憂「俺は香菜に妬いてほしかったのかな?わかんねぇけどたぶん…どっかでそんな期待してたんだ」


またさみしそうな顔

俺は見てられなくて、視線をそらした


憂「結局麻衣を好きにはなれねぇ、香菜を諦めきれねぇ…何もかも中途半端なことに、やっと気付いたんだ」


龍「それが急に別れた理由?」


憂「そうだな…これ以上傷を広げるわけにはいかなかった。
だから…だから俺は今日、亮を呼んだんだ」


俺を呼んだ…




憂の…………決意?