【長】さくらんぼ



憂「とりあえず涙ふけ!!
そんな顔じゃ、勘違いだってわかっても笑えねぇぞっ」


香菜「…う…ん………ひっく」



憂の言葉が胸に届いて


今度は自分で歩き始めた…



歩かなきゃ……


亮が待ってるような…不思議な気持ちになった





そして病院の入口についた


憂「……ほら、行ってこい」


一歩進むだけでも緊張でドキドキする


香菜「………うん」


けどあたしは、歩き出した