憂は息を切らして、すぐにきてくれた
憂「香菜!?……どうした?」
香菜「憂〜っ」
泣きながら憂に抱き着いた
憂「香菜落ち着けって!!…何?…亮に会えたのか?」
あたしは言葉にならない声を出して
ゆっくり話した
憂「…本人に確かめるまでわかんねぇじゃん!!
諦めるのかよ!?」
香菜「……で…もっ………だって……ひっく…」
そうだけど…
でも全てがあたしに言ってる気がするの
亮はもうあたしを待っていない
まだ可能性あると思うの?
憂「ほらっ…行くぞ!!」
憂はあたしの手を引っ張りながら、病院へ足を運ばせた
憂「例え…どんな最悪な状況になるとしても
……話さなきゃ絶対後悔するっ
俺は知ってるんだから!!」
……憂?
あたしに告白してくれたときのことを言ってるの?
憂は…話してよかった
…そう思ってくれてるってこと?



