亮「ついたよ〜ここだよね?」


香菜「あ、うん!!ありがとー」


あたしはお礼を言って別れようと思ってた



そしたら亮くんが


亮「自転車屋この近くにあるけど………行く?」


って提案してくれた


香菜「……本当に?どこ?」


亮「一緒に行くよ!!
俺が香菜ちゃんの自転車押すから、俺の乗って」


香菜「えっいいよ!!悪いし…」


亮「遠慮いらねーから!!
あとでお礼くれたらいーからー♪(笑)」


ニヤって笑う亮くん

あやしかったけど、亮くんの好意に甘えさせてもらうことにした



少し歩くだけで…

本当に近くに自転車屋はあった





香菜「今日はありがとー!!
………お礼何がいい?」


亮「……じゃあ〜香菜ちゃんのアドレス教えてくんない?
友達になろっ」


またかわいい笑顔を見せてくれる……


驚いたけど断る理由なんてないし


香菜「いーよっ!!
そんなんでいいのー?」


亮「よっしゃ!!!全然いいし!!
じゃあメールするから!!返事ちょーだい?」


香菜「うん!!」







そのとき……なぜか亮くんなら…きっと
今までの思いを忘れさせてくれると思った



そんなこと考えてる時点で、まだ前に進んでないって証拠なんだけどね