ーードンッ
「―――たぁ゛ーっ!!;;」
眠ってから何時間が経っただろうか…。
私は左腕の激痛に起きた。
目を開けば床…ベッドから落ち、左腕で咄嗟に体を庇ってたみたいだ。
「煩い……」
山下さんは布団を頭から被る。
まだ寝るんだろう。
私は起こさないように、静かに寝室を出た。
まだ陽が高い。
携帯で時間を確認すれば、13時だ。
私は出したままのお茶で痛み止めを飲む。
まだ完治してない火傷。
私は状態を見る為、包帯とガーゼを外した。
ぶつけた時に少し赤くなってるだけで、火傷に影響はなさそうだ。
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