私の恋and事件簿♥

でも、私の気持ちとは裏腹に、山下さんは「何で泣いてんだよ?」と笑い、頭を撫でて来た。



「…引かれるかな、って…」



「引くわけねぇだろ?嬉しいんだけど」



…う、“嬉しい”?;;

私はポカーンと、口を開けて、山下さんを見つめる。



「お前、俺に捕まったら、逃げれねぇよ?」



「捕まったって…!
まぁ…逃げないです」



「俺だけの苺愛だもんな?(笑)」



…――っ!!;;

ボンッと顔が赤くなる。

山下さんは私を見て笑う。

私がこうなるとわかってた確信犯だ。

…うん、逮捕されてしまえ!!