私の恋and事件簿♥

…何か、腹立つ…。



「確かに兄も父も、私には敵わないほどの実績と経験があります。
しかし、私は私なりの誇りと自信を胸に持って、働いてます。
だから、2人と私をかけ離して質問をして頂けますか?」



「あ、はい。すいません…;;」



私の鋭い視線に、平原さんは恐縮しながら、質問を考え直してる。



「では…野神刑事の支えはなんですか?警察官は辛いお仕事もあると思うんですが」



「主人だと思います。いつも傍にいますから」



私は北斗を振り返りながら言う。

北斗は私の視線に気付くと、「ふっ」と笑いながら、チラッと見て来た。