「なんだよ、隠すなよ〜!ダチだろ〜?」




歩は俺に近寄りながら話す。




「ダチでも言えないことの1つや2つはあるだろ。」




俺は歩を突き放した。




「チェッ!残念だな〜」




歩は不快そうに椅子に座り直した。




ごめんな、歩。




もちろん、お前のことは良いダチだと思ってる。




けど、これだけは言えねぇんだ。



結菜を守るためには。