泣くところを誰かに見られたくないあたしは、それが救いだった。 ……よし。 あたしは探偵。 ちゃんと自分の仕事をまっとうしよう。 しばらくして、警察が来た。 「刑事部、特別捜査課の平山警部です。第一発見者は」 へー。 見たところ結構若いのに警部なのか。凄い。 「はい……私です」 さっき廊下にいた人が手を挙げる。 「ではこちらへ。……ん?誰だ君達。関係ないならどっか行ってくれ」 何その態度! 「探偵です。あたしも一緒に調査させて下さい」 すると平山……警部があたしをまじまじと見た。