「他に情報はありませんか」 「血で書かれたダイイングメッセージがある」 「ダイイングメッセージ……」 死体があった所へ行き、その血文字を見た。 “025” と、書かれていた。 「「025……」」 あたしと悠は目を合わせた。 「部屋の番号かな?」 「こんな番号はこの旅館には存在しねーよ」 「じゃぁ……」 これは何を意味してるの? 「悠、分かった?」 「あぁ」 「そっかぁ………………、ってえぇ!?」