「ん~……」 それと同時に悠は大きく伸びをした。 んな……っ! こんな時に……っ。 平山警部が反応する。 「何をやってる。……えと」 「あ、別にどー呼んでもいーですよ」 えっ。 「さっきは調査をする為に権力を使っただけで、実際平山警部は目上の人だから」 ……悠でもちゃんと礼儀は知ってるんだ。 意外だ。 明日、大雪でも降るんじゃないの? 「じゃぁ悠と呼ぶ」 「どーぞお好きに」 「……悠。お前達は何がしたいんだ?」