ハル)「なんだ、そうだったのか・・・じゃあ、そのネックレスは気に入らない?別の買おうか??」
アオイ)「ううん、違うの!
このネックレスは、気に入ってるの!!
だって、いくつか種類があったけど、これが一番かわいかったもん。」
ハル)「そっか。ならいいかな。」
誕生日プレゼントを交換しあっていると、一周15分と、結構かかる時間をあっという間に過ごしていた。
観覧車から降りると、写真を撮り終えたらしい芽衣子と光流が待っていた。
忘れていたが、観覧車に乗った目的は、記念写真だったのだ。
係員につれられて、専用の場所に立つ。
カシャッ
原像してもらった写真を見ると、葵の首には、陽にもらったネックレスが。陽の手には、葵もらった腕時計が。輝きを放っていた―――
今日は楽しかったなぁ・・・
腕時計も、陽に喜んでもらえたし。
こうやって笑えるときが、ずっと続いてほしいな・・・