アオイ)「あのね、今日見た夢の話しなんだけど。スッゴク変な夢で。真っ暗で、何も無い場所に1人で立ってて。

そしたら、1人の女の子・・・中学生くらいかな。大人っぽくて、凄い美人なんだけど。
そのコの事を、何故か私は知ってて、突然、色々質問されたの――― 「ちょっと待って!」


私の話しを遮って、陽が大きな声をあげた。

顔には、驚きの表情が浮かんでいた。


アオイ)「ちょっと、何?突然・・・」

ハル)「そいつの名前・・・なんだったか覚えてるか?」

アオイ)「え?『そいつ』って、女の子の事?

えーーっと・・・
クラネコ・・・
うん。暗猫だった!!」




ハル)「・・・・・・嘘だろ・・・。」



アオイ)「陽?どうしたの??」
















「俺達・・・同じ夢を見ていたかも・・・。」



アオイ)「・・・・・・え?」