準備ができたあたしは真新しいスクールバックを持って家を出ようとした。 ふと、目に止まったのは部屋のすみにある使い慣れたテニスバック、結構大きめでラケットが3本入るようになっている。 中学校の頃はこのカバンに教科書まで入れて通っていた、 少し寂しい気持ちになりながらもあたしは家をあとにした。 コンビニで買ったお握りを食べ歩くこと10分ほどしてあたしが通う高校が見えてきた。 さすが不良高… どうしたらここまで汚く出来るんだろう。 ある意味尊敬してしまうよ…