そのまま二人で並んで中庭に行き いつものベンチに座った。 何故だかまだモヤモヤは消えない。 弁当を広げ食べ始めるも まだモヤモヤは消えないままだった。 理穂が俺の為に作ってくれた 卵焼きを口にし 口の中にふわっとした感触と 甘い味が広がる。