夜の海で 私なりの『答え』を 出した翌日。 玄関をあけると自転車に 乗った龍が欠伸をして待っていた。 「…はよ。」 「おはよ。」 軽い挨拶を交わしてから 自転車の荷台に乗った。 荷物はかごに乗せてもらい 自転車は私の家を出発した。