「資料室に用事?」 「うん,ちょっとね でも用事があるのは,美空ちゃん,きみだよ」 そう言って間宮くんがニヤリと笑った ヤバいって思って 出口に走ったけど鍵がかかってた 「残念でした。 さあ,こっちおいで」 「や,やだ!」 「意地っ張りだなあ じゃぁ仕方ないか」 ドサッ 資料室の隅っこにある 大きめのソファに押し倒された もう…だめ 目をぎゅっとつむった 陸斗… 助けて…