「美空? なににやけてんの?」 「なんでもないよ〜」 「そんなに兄貴が好き?」 「ちっ違うもん! 私が好きなのは陸斗だけだよ?」 「そっか… なんかごめん,俺 かっこわりぃな」 前髪をクシャッてして 陸斗は少し顔を歪めた 「うぅんっ 陸斗はかっこいいよ!」 「兄貴にヤキモチ妬いちまうほど美空にハマってんだ」 嬉しかった 私も同じ位の気持ちだから 「陸斗… …チュゥして……?」 陸斗が フッ って笑って優しくキス