「実はうち、2年前から気になってたんだよ…今日帰りにタカ兄に告白するつもりだったんだ」
「何で!?言ってくれたら良かったのに。」
嫌々、普通言わないでしょ(笑)

タカ兄から告白してくれたけど,実は気になってたんだと自分が言った途端、空気が変わった気がした。私の気持ちの方がカラカラ回りしてる感じ,,,

気のせい…?

酔いがさめたらさめるほど孤独になる。周りの可愛がってくれるお世話になってる大好きな仲間に、彼氏出来た報告をすればするほど不安だ。口にすればするほどタカ兄が離れてしまいそうな。。


自分を彼女にしたいと思ってくれる人がいるのというのが夢のよう、全く信じられない。タカ兄の側にいて、ギュッて甘えて甘えられる時間がただ愛おしくて、大好きという気持ちがただただ大きくなる。でも、同時に‘本当にこれ以上タカ兄を好きになっていいの?’そんな不安も強くなる

会いたいという気持ちがとまらない 不安が止まらない。だがそれは皆通る道だと友達に言われた。だから、ゆっくり冷静に考えてみた


‘会いたい’って言ってもタカ兄は、仕事で日曜日しか休みがない。
会えるのは、平日仕事が早く終わった時か日曜日予定がない日のみ。しかし、私だけ会いたい気持ちになっても意味がない
ましてや、毎日会いに来てもいいよ。と言われても、9時・10時に寝て朝の5時に起きるタカ兄には、迷惑かけたくない
。だから、私がすることはタカ兄を信じる事だ。

‘良いなぁ~好きだなぁ~この人の彼女は幸せだな
’そう思ってた人から告白されてはじまったこの恋愛 。
彼が言ってくれたあの時の言葉、彼が言ってくれたあの姿。ギュッとしてくれたあのタカ兄を信じていたら何も不安じゃないこと。
互いまだまだ知らないことだらけ、でもタカ兄だから受け入れられる事ばかりだし。未幸だから、と思ってほしい。嫌なとこがあったって、こうゆう彼を含めて私は彼が好き、そう思えてしまう。
彼には彼の生活がある、それを受け入れながら、2人の時間をつくる。周りに何を言われても、私達は私達のやり方でゆっくり進んでいく。
そこから始めてみよう。

そう考えられていた。