イタル~another day~

一泊二日の実家帰りは、
暴走族に絡まれるというおまけつきで終了した。

総太さんは、
玲ちゃんの家まで護衛のようについてきてくれていた。

そういえば、
バイクを見に行った朝
道案内無しにここまで送ってくれたことを思い出した。

「知ってたんですか?俺が玲ちゃ・・・ここで居候をしてるのを」

「この家にはそれとなく気を配ってるからな」

「今日は確かに助けられたけど、もう気にしてくれなくてもいいんだぜ」
いつものように男言葉で玲ちゃんが言う。

「そういうわけにはいかないよ・・・」