お父様は一度深くまぶたを閉じると、口の前で組んでいた手をテーブルの上に移動させる 「悪いけど君の事は、少し調べさせてもらったよ。」 「……え」 「どうやらうちの息子は君に本気みたいだからね。」 調べたって…何…… 何を調べたの…… 机の下でギュッと握締める手が汗ばむ 「それで、君にはレツとの縁を切ってほしい」 「……ッ」 縁を…切る……