「じゃあな。」 「うん、おやすみ」 ブロロロローッと他の車よりも大きな音をたてて私の家の前から去っていく車 私はそれが見えなくなるまでジッと見つめると、ふと空を見上げた。 境目のない空は、どこまでも続き薄暗い 散りばめられた星は今にも消えそうなぐらい小さく遠くて スッと手を伸ばしてみるけれど、もちろん届くはずもなく私の手が寂しく宙をきった。 あの星達を掴みとるには…どれぐらいの年月が必要なんだろうか