私はまた拳に力を込めた。 「絶対離すって約束する?」 薄暗い路地、きっと今さら助けを求めたって絶対に誰もこない きっとどこかに見張りだっているんだろう… 「約束してやるよ」 ニヤリと蛇男の顔が月に反射してよく見える… 私は下唇を噛み締めながら、生唾を飲み込むと 一歩、男へと近づいた