REAL HOPE Ⅲ




「遅せーんだけど」



門の前に寄っ掛かっているツカサが、近付いた私にメットをのっける



「申し訳ないです…」



文化祭の準備のせいで気疲れしたのか、少し小さめに答えた私に




「なにお前、元気ないじゃん」



ツカサのバイクのケツに鞄を置くと、メットのアゴひもをカッチャンと鳴らした。



「ちょっと文化祭でとんでもない係になっちゃってさ…」



「なんだそれ」



私は鞄を再び肩にかけると、バイクに乗り込む。



「話すと長いんだけどさ」


私がそう言いかけると



「長いなら後で聞く」