水色王子とピンク姫



その9日間、一っ言も雪佳と喋っていない。


いや別に、喋りたいワケじゃないけどさ。


屋上にもいないし。


隣に住んでるんだから挨拶ぐらいは交わすでしょ。


ってか雪佳も、6年3組だから同窓会に出るのか。


でも今はそんなことより、この姉弟のコント(?)に付き合わないと。


「で?どうしたの?」


「会ってね、こんばんはって挨拶したら」


葵と日向が目を合わせた。


「こんばんは。そーいや2人は中1になったんだっけ。いろいろ大変だけど頑張って」


日向が雪佳のマネをした。


…似てなっ。