なんと、そのセリフを言ったのは修吾君だった。 驚きすぎて言葉が出ない。 冷たい風があたし達の間を通ってった。 「俺から告ってきたたくせに、なんだけどさ」 「え……」 「春香ちゃんには、俺よりお似合いな人いるじゃん」 「修吾……君?」 「だから、俺は手を引くよ」 微笑む修吾君。 けど今の言葉は本心じゃないでしょう? 「……修吾君。自分に嘘はつかないで」 本当は別れたくないよね?