水色王子とピンク姫



ふと、雪佳と目が合った。


「高島っ!」


あたしを見ながら手を振ってくる。


女子が一斉にこちらを向く。


うわぁ!


こっちに振るなぁ!


さすがに無視はないから、


「何ですか?」


ニッコリ微笑みながら言う。


「ちょっと話があるんで来てくれない?」


「い…いいですけど」


あたしは雪佳に着いていく。


そして女子の群れも。


「ゴメン、大事な話だから」


雪佳は女子の群れからなんとか抜けた。


…大事な話?