「…だから私翔が好きなんじゃ…」 夏蓮の家で私は今までの事を夏蓮に話した。 「好きなんじゃじゃなくて、それは好きなの!!」 ズバッと言われた好き… 確かにそうなのかもしれない。 「やっぱり…」 「どうせならコクっちゃいなよ!!」 「えぇ!」 思わず、声が大きくなる。 夏蓮も迷わず我が道を行く人だから 私にもそうさせようとしてるな… 「今日土曜日だし?遊びに誘えば?」 食べているお菓子が喉に引っ掛かる。 「ケホケホっ…」