自室に戻り 桃色の封筒を開ける 中には、あの便箋が数枚入っていた 内容は 『これから長旅になるから会えない』こと 『でも、絶対に帰るから待っててほしい』ということ あとは、ひたすら 『愛の言葉』が並んでいた 私の中の黒い何かが色を増した 「許さないわよ…ラピスさん」 呟きながら、可愛い便箋を破りお皿の上に積む そして、マッチに火を灯し、お皿の上のソレに引火させた